呼吸の深さを見直してみよう、生活全般の運動量に変化が

呼吸法ダイエットと言う言葉が聞かれるようになってから、結構時間が経ちました。
すでにご自分のダイエット法に、呼吸を取り入れている方も多いと思われますが、なぜ呼吸法がダイエットにかかわって来るのか、呼吸を変えるだけでどうしてダイエットに繋がるのか、ちょっと見直してみましょう。

呼吸ってしなかったら生きていけないからちゃんとしてるはず

人間生きていくのに呼吸は必要不可欠です、酸素を取り入れて二酸化炭素に変えて吐き出す行為は、生きていく上での最低限で最高の無意識の行動です。加えてこの呼吸には、他にも大事な役目があります。

吸って吐くことによって、身体の中の脂肪を燃焼させること、これはダイエッターにとって見逃せない呼吸の役目ですね。
じゃあ呼吸していれば簡単に痩せられるでしょ、と思いますがそうは簡単にいきません、呼吸にも種類がありますし、その呼吸をしながら動くことが脂肪を燃焼させることに繋がるからです。

ただ単にぼーっと息を吸って吐いているだけでは、勿論生きているだけの分の酸素の補給しかできないわけです。ではどこでダイエットと繋がってくるのでしょう、どういった呼吸が脂肪を燃焼させてくれるのでしょう。

胸式呼吸とか腹式呼吸とかよく聞くけど、それってどう違うの?

運動する時やストレッチをする時に、深い呼吸でと言われることがあります。これが所謂腹式呼吸です、お腹の底まで息を吸い込み吐き出す感じですね。
まあ本当にお腹の底までは入りません、肺の底までと言うことですが、イメージでの問題です。そんな感じに、深い呼吸と言うことですね。

それに対する胸式呼吸は、胸の辺りで息をする浅い呼吸と言うことになります。いきなり激しい運動をした人が、運動後にゼーハーやってる呼吸は、殆どがこの胸式呼吸です。
時間が経っても中々息の上りが収まらない人は、この胸式呼吸をしていると言っていいでしょう。

言い換えれば、深い呼吸が腹式呼吸で、浅い呼吸が胸式呼吸と言うことになります。余談ですが、バレエをやっている人が言う「胸式呼吸」は、みぞおちの辺りまでのことなので、普通の人の胸式呼吸よりずっと深いのです。あの細身の体形も、その一因は呼吸にあるのですね。

どっちがお役立ち、深い呼吸と浅い呼吸

もう皆さんご存知のように、勿論深い呼吸がダイエットにも運動にもお勧めの呼吸です。深い呼吸をすることで、酸素は多く取り入れられますし、それを吐き出すことで脂肪は燃焼されます。大きく深い呼吸をすることは、それだけでも運動の一助を担ってくれるわけです。
痩せたいけど食べたい」なんていう人は、特に意識したほうがいいでしょう。

この深い呼吸、実は皆さん子供の頃からお馴染みの運動で、最初にやっているはずです。そう、ラジオ体操ですね。
最初に、腕を上げて大きく呼吸することから始めている、ベーシックでありながら大変に理にかなった体操です。あの呼吸を思い出してください、腕を上に上げながら大きく呼吸する。

実はこれ、運動量は小さいですが、背骨も伸びますし腹筋背筋も使いますので、仕事の合間などにやるには適した運動なのです。しかも呼吸が深く入っているので、酸素も充分に身体に行きわたります。最小にして一番の、ダイエット用の運動かもしれません。

ショーダンスのスターさんの、深い呼吸の話

ここでちょっと呼吸に関しての実話を一つ、プロのショーダンスのダンサー兼シンガーさんの話をしておきましょう。
ショーダンスのステージの場合、激しく踊った後にすぐに歌を歌わなければならないことが多くあります、息が上がっていたら不可能です。一体どうやって息を整えているのかを聞きましたら、こういった答えが返ってきました。

踊り終わって息が苦しい時はどうしても浅い呼吸になるのだけど、それを無理やりに深く呼吸してお腹の底にまで呼吸を入れて、それからそれを少しずつ吐き出していくの。そうすると割と短時間で呼吸が収まって、歌えるようになります。

ダンサーの人たちのあのスタイルは、単に激しく踊っているからだけでなくて、呼吸にも関連していたのです。

ちゃんとした呼吸法を身につけたい人へ

先に書きましたように、勿論呼吸を深くしただけでダイエットが出来るということは、残念ながらありません。でも呼吸を深くすることを日常的に出来るようにすれば、運動の時などでも同じ呼吸で動けるようになると言うことです。
では腹式呼吸はどうやって身につければよいのでしょうか、勿論腹の底までの呼吸と言うのはイメージ的なものですが、簡単に2通りご説明します。

一つは先に書きましたが、立ったまま両腕を上げて大きく伸びをしながら、身体の底まで息を入れる方法です。この時は、お腹が削げたような感じになります。
もう一つは寝てやる方法です、この場合は逆にお腹の底まで呼吸を入れた時に、お腹が膨らんでいくような感じになります。

そしてどちらの場合も、吐き出す時には少しずつゆっくりと時間をかけて、吐き出すようにすることを習慣づけましょう。
この呼吸法を普通の生活の中に取り入れてしまえば、後は通勤通学でも同じ運動量ながらまるで違った結果が出てきます。
加えて腹式呼吸だと、腹式の発声が可能になりますので、声にも張りが出てきます。生き生きとした感じになりますし、これまた発声に腹筋を使いますので、一挙両得と言うわけです。